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2004.4.4 |
| 2004.3.18 「母性の芽生え」 ココナツ君が誕生してから、およそ96時間が過ぎた。 このわずかの間に起こった数々の奇跡について考えてみたい。 14日の朝がた・・・生まれたてのほやほやのわが子を「なにコイツ!」 と拒否していたシナモン。 そしてママのおっぱいに近づけるもまったく吸い付く気力のないココナツ。 私はシナモンがしっかり母の役目を果たす子だと信じていたのに・・・ あの日二人を預けて病院を去るとき、先生が読むようにと下さったプリントは「親のいない子の育て方」について。 生まれてきたが親がいない、母親がまったくよせつけない、母乳がでない・・・さまざまな理由で母犬の愛を授かれない子犬を育てるためのマニュアル。 ひょっとしたらココナツもそんな運命なのだ。帝王切開で出産せざるを得なかったシナモンには、まだ母としての自覚がなかった。二人が不憫でならない。 そして14日の夕方、私と青木はふたたび病院へ。 シナモンは入院室のケージの中で、私たちの存在を察知するやいなやものすごいせつない声で泣き始めた・・・・きゃい〜ん、きゃい〜ん、くううううううんんんん・・・・・・バウリンガルがあったらきっと「出して!ここから出してよ、なんでひとりぼっちにするの??さびしいよ、おなかいたいよ、ねえ、なんでなんで??」と翻訳されたにちがいない。 一方ココナツは・・・仮死状態、というか曝睡状態で生まれてきた数時間前とはうってかわって、熱帯魚の水槽のような保育器の中で、すくすく自由にはいまわっている。 まるで小さい小さいミクロのアザラシの赤ちゃん。そして哺乳瓶からのミルクをなんとか飲んでくれていた。顔色もうっすらピンクがかって健康そう。よかった・・・・ほんとうにくるみちゃんの生まで吹き込まれたかのよう。 「わたしがお兄ちゃんのかわりに天使になるわ。ほかの天使のわんこたちと遊んでいるから安心して」 くるみちゃんはそう言ったにちがいない。 ひとまず安心したが、問題は親子関係だった。「シナモンちゃんはココちゃんを見せるとまだいやそうにするんです。ま、気長にがんばりましょう」 そう言われて家路に着く・・・そしてその夜だった。院長先生からお電話が。 「嬉しい知らせですよ。ココちゃんが自力でシナモンちゃんのおっぱいを飲みました!!」 すごい・・・なんといっても初乳は母からの免疫がもらえ、あらゆる感染症から守ってくれる魔法のお乳。それを飲んでくれて一安心。 シナモンは・・・なんだかまだきょとんとしているという。 そして翌日はさらなる奇跡が・・・・! 「もう大変ですよ」 「な、何がです?」 「シナモンちゃんですよ。母性が芽生えちゃって、もうべったりです。保育器の中でずーっとココちゃんの面倒見ています」 おっぱいを吸われているうちに、やっとわが子だと理解してくれたらしい。そしてその母性は半端じゃないそうだ。信じられない・・・・でも一人息子ですものね、かわいいはず・・・あ〜よかった、本当に一時はどうなるかと思った。 先生に太鼓判をいただき、親子は17日の夜、退院して我が家へおちつきました。 驚きのシナモン、産箱スペースから一歩も出ずにココの世話をする。 母性本能ってすごい!まるで人が・・・イヌが変わったよう。 甘えん坊のシナモンはもういない。でも不思議と私は淋しくない。 こうでなくっちゃ、苦労して産ませたかいがないもの。シナモンがママになってくれて本当によかった。 それでも母乳だけでは心配で、ドクターの指示通り、三時間おきにミルクをあげています。夜中でも三時間おき。ちゅっちゅっちゅっちゅ・・・可愛い音をたてて満足げ。 あ〜ん、早く三人でお散歩したいな〜〜〜!! |
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2004.3.7 シナモン3,5キロ! シナちゃんの四年と4ヶ月の人生で、今一番体重が重い。 お散歩ものそのそと歩みが重いし、しんどそう。 でもねシナちゃん、適度に運動したほうがお産のとき楽なんだってよ。 今日は待望のレントゲン撮影! お腹の赤ちゃんたちの正確な数や状態がわかる、もうドッキドキの日。 私は青木マネージャー(最近私より彼女にべったりなついている)を連れ立っていつもの病院へ。 「どれどれ楽しみですね」と先生。 体重も増えてるし順調とのこと。レントゲン室から帰ってきたシナモンは「いやん、もーなにすんの」といった面持ちで不安そう。 「結果は3分お待ちください、その前にエコーをみてみましょう」 ふたたびシナモンは診察台へ。お腹にゼリーがぬられる。 モニターにぼんやり映し出されたお腹の様子。 すると・・・・・ バクバクバクバクバクバクバクバク・・・・・ 小さな黒い影がすごい速さでビートうってる・・・ 「これが心臓、大丈夫ですね」と先生。 思わず目頭が熱くなる。 「そしてもう一匹、いたいた・・・」 同じように小さなハートが元気よく鼓動している!!! こんなにはっきり見えると、本当に生きてるんだ、お腹の中で小さな命が・・・と実感。そしてレントゲン写真が一枚、二枚と出来上がってきた。 おお、なんとビューティフル! アートのようなきれいな写真。頚椎がつるやかにカーブして、腸や肋骨、張ったおっぱいまでうつしだされている。 その中にちいさなまあるい頭と、小魚の骨のような細い細い背骨が・・・・それらが二匹分、はっきり見える。 「二匹いますね。元気に育っています」 わ〜いわ〜い!! 前回はひょっとして三匹、という検査結果だったけど、確実にいるのは二匹。でも嬉しい。シナちゃんはおちびだから負担がないよう二匹でも十分。 男の子、女の子?どんな色? それは生まれてからのお楽しみ。 お腹まわりの毛もきれいにカット、おっぱい6個が可愛くにょきにょき芽をだしたって感じ。 いよいよだねえ、シナモン! 食欲もりもりで、「妊娠したらこんなにグルメな生活送れるのね、いつでも赤ちゃんつくるよ」てな様子。 シナモンのだんな様、ディップくんのパパは今、娘さんとイギリスにいかれています。 娘さんがハンドラー大会で優勝したごほうび旅行だそう。 この喜び、早く伝えたいなあ。 予定日まであと一週間となりました。 |
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2004.3.1 は〜いシナモンです。 さいきんなんだかだるくて・・・からだもおもいの。 いつもぴょんってのぼれるばしょも、なんどかしっぱいするの。 なんだかふとっちゃったのかなあ、あたし。 ママにかわるね。 今朝の体重3,3キロ! ふだんより400グラム増の妊婦シナモン。 桃のつぼみがじょじょに固く大きくふくらむように、おっぱいも大きくなってきました。 わんちゃんのおっぱいは10個。 したがって生まれてくる赤ちゃんの上限も十匹だそう。 とうとう、水天宮に安産祈願しちゃいました。 ご祈祷された腹帯のきれっぱしをもらい、いつものクッションに縫い付けました。なんだか自分も生むような気分。 先日NHK-BSのペット相談という番組に出演させていただき、日替わりで獣医さんやペットの法律の先生がいろいろ教えてくださり、この時期とってもありがたかったです。 が、かかりつけの獣医さんとちょっと違うことを言われたりして迷ってしまうことも生まれました。 たとえば栄養・・・マニュアルや番組の先生方のご意見は「栄養価の高いものを妊娠したら食べさせなければなりません」とのことですが、シナモンをずっとみてくださっている先生は「母体で赤ちゃんが育ちすぎると難産の危険あり、生まれてくるまではとくにたくさん食べさせないほうがいい」とのこと。さあ、どっち? この異常食欲は、赤ちゃんのために栄養をとろうとしている本能なんだろうか・・今月からいつものフードに、妊娠犬用のフードを混ぜ、ささみ肉だけじゃなく少しレバーなども加えることにしました。 私は最悪のケースを考えて、帝王切開や難産を想定しているけれど、先生方は「この子は活発だしきっと大丈夫。母性もすぐうまれてちゃんと子育てするタイプですよ」ですって! ほんとかな、だったら嬉しいんだけど。 毎日シナモンのお腹に語りかけています。 名前もいくつか決めてあるので、シナモンもなんとなくわかっている様 子。 予定日まであと二週間・・もうすぐレントゲンで胎児の様子が見られます。たのしみたのしみ・・・。 犬の先祖であるオオカミの出産は年一回のみ。 冬に妊娠して、えさがたくさん増えてくる春に生んでたそうです。 シナモンもまさにそうじゃん!君はオオカミか? 番組の中で以前から気になっていた質問をぶつけてみました。 「万が一、シナモンが誘拐でもされたら日本の警察は対処してくれるのですか?」と。 そしたらなんと! 法律では動物は「物」なんですと!だから誘拐罪ではなく、盗難として追求することになる。もし身代金など要求されたらその時点で恐喝罪だそう。 そんなことより、命ある家族の一員が、日本の法律上は物扱いってのが気に入らない。 みなさんどう思います? 動物虐待への罪も軽すぎるでしょう。 でもドイツではちゃんと家族同様にあつかう法律が成立してるそうです。 日本も見習ってほしいものです。 |
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2004.2.22 シナモンのウエストが消えた・・・・ きゅっとくびれていたシナちゃんの腰だけれど、ふっくらもったり。 なにが入っているの?てなくらい膨れてきた。 もはや妊娠40日の立派な妊婦さん。 おっぱいも日に日に硬くふくらみを増していく。 いよいよなんだなあ。 悪阻もなくなって食欲もりもり。 胃袋が満たされると、発情期のときみたいにマウンティングをしたがり、足だしてだして攻撃が始まる。 お腹の子達に悪いからだめよ・・・させないでいると、イライラした様子。ソファをのぼったりおりたり落ち着きがない。 先日お仕事で山梨の勝沼ぶどう郷に行ってきました。 まだシナモンが二歳の時分に訪れた土地です。 あのころは収穫前の葡萄畑をうさぎさんみたいにぴょんぴょん走り回って、落ちてる葡萄の実を食べちゃったりしていたシナモン。 今回も妊婦とは思えないはしゃぎぶり。 ワイン好きのシナモンの血が騒いでるのだろうか。 そして帰り際たちよった葡萄畑で、そわそわしだしたので「しなちゃん、おしっこ?」と聞いたら「そうよ」といわんばかりに大きな大きなウンウンを道の真中にしたのです。 「葡萄畑にとっていい肥やしですからそのまんんま捨ててください」というワイナリーのオーナーさんのお言葉に甘えることにしました。 かくして、ニンプ・シナモンのウンウンが美味しい勝沼のワイン造りにほんの少しお役にたつことに・・・?? ショコランというダックスのお友達がいます。 私のマネージャーを三年勤めて、おととしコトブキ退社したひいちゃんちのブラックタンです。 この娘は私がひいちゃんのお誕生日にプレゼントしたワンコ。 ちょうど私がシナモンを飼い始めてすぐのことでした。 成長は著しく、もともとパパのサイズが大きかったこともあり、半年も経たないうちにチビのシナモンを上回る体になりました。 そのショコランが・・・・なんとなんとご懐妊!! 4〜5匹もお腹にいるそうです。予定日はシナモンといっしょくらいだそう。 やったね! ひいちゃんも何度も掛け合わせては失敗して今までできなかったから、喜びもひとしおでしょう。 お相手の男の子は、だんなさまの実家のフィリオくん。 この子がまたでかいんだ・・・巨体ダックス。シナモンはくらべると別の生き物みたい。やっぱりしなちゃんにはディップくんのような小柄な男の子で良かった・・・どうかショコラン、シナモンともに安産でありますように。 ひ^ひーフ〜 ひ^ひーフ〜(シナモンママによるラマーズ法!!) |
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