シナモン日記



 


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「初の3ショット! 」

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「シナモンママ 愛情注入中」



 

2004.4.4

4月4日の今朝、偶然にもココナツ君は440gありました。
557,2グラムまで増えたらお祝いしようっと!
ココナツは数字で5572ですものね。
3週目にはいった今日から、離乳食を始めようかと思いきや、まだ歯ははえていないようす・・・離乳食あげちゃっていいんだろうか?
でもずいぶんワンコらしくなってきました。
体毛もシナモン色、シャンパンゴールド色、クリーム、ショコラ、ミルクキャラメルの色・・・とさまざま入り混じっています。
見えてるのかいないのか、ぼんやり視点はさだまりません。
だけど手足もしっかりしてきて、肉球なんてつやっつや!黒曜石みたいな輝き。
シナモンはココナツをころころころがして、おしっこもナメナメしてあげてます。時々アクロバットみたいなすごい体勢にして、ココの骨が折れちゃわないかと心配なんですが。
シナモンのお茶目ぶりはママになっても変わっていません。
以前にもまして甘え上手で可愛い、それに母の貫禄がくわわって文句つけようがないじゃん?
でも以前より物音に敏感になりました。まるで子供を守るように何にでも反応してワンワンほえています。
今朝も小さいけど地震があったでしょう?シナモンは「わんわん!!」
つられるようにココも「ふにゃあ」って声をあげました。
ココナツ、地震初体験の日。
彼にとってはこれから見るもの感じるものすべてが初体験・・・初めてのワクチン、初めてのお散歩、カフェデビュー、スタジオデビュー、旅行デビュー・・・私も家族が増えると、いつもの四季でもすごく新鮮にかんじることでしょう。
桜は今年には間に合わなかったけど、小小夏のお散歩デビューは紫陽花の季節・・・小さい小さい夏の訪れが楽しみでしかたありません。

 



 


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「よ〜やくお目目パッチリ! 」

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「やさしいシナモンママ 」

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「ショコラン&元気な愛息たち★ 」

 

2004.3.29

ひ・ひ・ひらいた〜〜!!
桜の開花じゃありません。
小小夏くんの小さなお目目です。
まだ見えてはいないのだけれど、わずかに薄目を開けるようになりました。そのつぶらで可愛いこと・・・ただいま二分咲き!
そして体毛もキラキラのシナモン色にちかくなってきました。やっぱパパとママと同じレッドらしい。
なでてあげると気持ちよさそうにあくびするのだけれど、こちらの手の感触もおそろしく気持ちいいのです。
なんとゆーか・・・パウダースノウのようにさらさらと・・・そして極上の絹のようにしっとりしたココナツくんの毛並み。ただいま330グラムです。
お腹はカエルの子みたいにぱんぱん。
そしてころんころんの体は三頭身。まだダックスっぽさはありません。
でも、この世にこんな可愛い生き物が存在してるかっていうほどキュートでござんす。
連日、仕事や舞台稽古におわれる私のかわりに、昼間はヘアメイクの鈴木さんがベイビーシッターをつとめて下さっています。ココナツはみんなに可愛がってもらえて本当に幸せもの。
だってシナモンの一粒種だもの。きっと最初で最後の一人息子。可愛いはずです。どんなことがあっても守ってあげたい!!
そうそう、元マネージャーのひいちゃんちのショコランが無事出産いたしました。約一週間違いでうまれた赤ちゃんは、五匹とも男の子!
チョコタンが四匹、ブラックタン一匹。
ぽこぽこと超安産で生まれ、うじゃうじゃ元気におっぱい飲んでいます。
シナモンのときは苦労してやっと一匹生まれたのにな、安産の子はほんとに安産なんですね。よかった・・・・
でもシナちゃんの帝王切開のあともほとんど目立たなくなり、今日は二ヶ月ぶりにシャンプーしてもらいました。つやつや美人犬、健在です。
今年は私もシナモンも忙しくてお花見どころじゃないけれど、桜のように毎日すこしづつ命をふくらませる、ココナツくんという存在があって大満足。
家族が増えるっていいもんですね。

 



 



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「グランマからのラブチュッ☆ 」

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「ただいま200グラム 」

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   「シナモンママ 子育て奮闘中」 

2004.3.22

は〜い、シナモンです。みんな、しゅっさんのおいわいメイルたくさんありがとう。わたしもとうとう、ママになりました。ココナツはげんきです。まいにちおっぱいすって、ひにひにせいちょうしてます。あんしんしてね。
はやくママとココとさんにんでおでかけしたいな。でもほんと、こそだてってたのしいよ!
 
小小夏がうまれてからはや8日・・・・
ちゅっちゅっっちゅ・・・ちゅぱっちゅぱっちゅぱ・・・・
夜中に不思議な音で目を覚ます。
新幹線に乗ったときなどに、お弁当食べ終わった中年のおじさんが、爪楊枝でチュパチュパやってる・・あんな音!?
でも私の寝室に中年男性が爪楊枝くわえているわけはない。
ココナツが、シナモンのおっぱいを吸っている音なのでした。う〜ん、ココ、あなたは大物かも。もうオヤジの貫禄十分よ!
すやすや眠っているかと思いきや、ふわ〜っと大きなあくび!
なななんて可愛いんだろ。ただいま200グラム、順調のようです。
先日とてもおかしいことがあった。
寝室からピーピーおもちゃの音がする・・・シナモンがどこからか見つけてきた、象さんのおもちゃを鳴らす音だった。見に行くとなんと・・・
そのおもちゃをココナツに与えているではないの!ケージの中の、眠るココのとなりに象さん。
思わず大爆笑!そこまで母性があるなんてね。
今日はシナモン抜糸の日です。まだちょっと痛々しいけど。
じゃあまたね。たくさんの皆さんからのカキコに感動している私たちです。

 



 





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「母性にめざめた!シナモン 」

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「ママのおっぱいたくさんのんで
はやくグランマたちとさ・ん・ぽ 」


2004.3.18
「母性の芽生え」

ココナツ君が誕生してから、およそ96時間が過ぎた。
このわずかの間に起こった数々の奇跡について考えてみたい。
14日の朝がた・・・生まれたてのほやほやのわが子を「なにコイツ!」
と拒否していたシナモン。
そしてママのおっぱいに近づけるもまったく吸い付く気力のないココナツ。
私はシナモンがしっかり母の役目を果たす子だと信じていたのに・・・
あの日二人を預けて病院を去るとき、先生が読むようにと下さったプリントは「親のいない子の育て方」について。
生まれてきたが親がいない、母親がまったくよせつけない、母乳がでない・・・さまざまな理由で母犬の愛を授かれない子犬を育てるためのマニュアル。
ひょっとしたらココナツもそんな運命なのだ。帝王切開で出産せざるを得なかったシナモンには、まだ母としての自覚がなかった。二人が不憫でならない。
そして14日の夕方、私と青木はふたたび病院へ。
シナモンは入院室のケージの中で、私たちの存在を察知するやいなやものすごいせつない声で泣き始めた・・・・きゃい〜ん、きゃい〜ん、くううううううんんんん・・・・・・バウリンガルがあったらきっと「出して!ここから出してよ、なんでひとりぼっちにするの??さびしいよ、おなかいたいよ、ねえ、なんでなんで??」と翻訳されたにちがいない。
一方ココナツは・・・仮死状態、というか曝睡状態で生まれてきた数時間前とはうってかわって、熱帯魚の水槽のような保育器の中で、すくすく自由にはいまわっている。
まるで小さい小さいミクロのアザラシの赤ちゃん。そして哺乳瓶からのミルクをなんとか飲んでくれていた。顔色もうっすらピンクがかって健康そう。よかった・・・・ほんとうにくるみちゃんの生まで吹き込まれたかのよう。
「わたしがお兄ちゃんのかわりに天使になるわ。ほかの天使のわんこたちと遊んでいるから安心して」
くるみちゃんはそう言ったにちがいない。
ひとまず安心したが、問題は親子関係だった。「シナモンちゃんはココちゃんを見せるとまだいやそうにするんです。ま、気長にがんばりましょう」
そう言われて家路に着く・・・そしてその夜だった。院長先生からお電話が。
「嬉しい知らせですよ。ココちゃんが自力でシナモンちゃんのおっぱいを飲みました!!」
すごい・・・なんといっても初乳は母からの免疫がもらえ、あらゆる感染症から守ってくれる魔法のお乳。それを飲んでくれて一安心。
シナモンは・・・なんだかまだきょとんとしているという。
そして翌日はさらなる奇跡が・・・・!
「もう大変ですよ」
「な、何がです?」
「シナモンちゃんですよ。母性が芽生えちゃって、もうべったりです。保育器の中でずーっとココちゃんの面倒見ています」
おっぱいを吸われているうちに、やっとわが子だと理解してくれたらしい。そしてその母性は半端じゃないそうだ。信じられない・・・・でも一人息子ですものね、かわいいはず・・・あ〜よかった、本当に一時はどうなるかと思った。
先生に太鼓判をいただき、親子は17日の夜、退院して我が家へおちつきました。
驚きのシナモン、産箱スペースから一歩も出ずにココの世話をする。
母性本能ってすごい!まるで人が・・・イヌが変わったよう。
甘えん坊のシナモンはもういない。でも不思議と私は淋しくない。
こうでなくっちゃ、苦労して産ませたかいがないもの。シナモンがママになってくれて本当によかった。
それでも母乳だけでは心配で、ドクターの指示通り、三時間おきにミルクをあげています。夜中でも三時間おき。ちゅっちゅっちゅっちゅ・・・可愛い音をたてて満足げ。
あ〜ん、早く三人でお散歩したいな〜〜〜!!

 



 



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「シナモン第一子誕生!! 」

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「がんばれー!ココナツ 」

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「麻酔の眠りからなかな
かさめないココナツ 」


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「起きて!がんばってココ!! 」

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「天国に逝ってしまった くるみ 」

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「がんばったシナモン 」

2004.3.14  part2 〈part1から読んでね〉
「生まれてすぐお別れ」

ゆうべ「緊急手術です。帝王切開が必要です」とドクターから言われた瞬間、私は五年前、急性盲腸炎で緊急手術することになった日を思い出していた。
何の心の準備もないまま入院してその日にはお腹を切られていた。
シナモンもそんな運命だった。
「すぐ終わりますよ」
そういったドクターが手術室に消えて数十分後、出てきたと思ったらおもわぬ言葉が返ってきた。
「おかしいですね〜麻酔がぜんぜん効かないんですよ」
通常ガス麻酔のマスクをかがせるとすぐ眠りに落ちるはずのワンコが、シナモンの場合まったく効かないのだという。
「このままだとどうなりますか?」
意識があるまま帝王切開?まさかね。
「赤ちゃんに影響するかもしれませんが、鎮静剤をうって静脈注射して眠らせるしかないですね」
ああ、どうか助けてあげて・・・・
「前の病院でなにか麻酔の効かなくなる注射をほどこされたんじゃ?」
とドクター。そんなことがあるわけない、あっちゃいけない、でも・・・・・
シナモンは麻酔の効かない特異体質なんだろうか?
もう破水して3時間以上たっていた。そろそろ出てきてくれないと赤ちゃんが危ない。
ふたたび手術室へ。今度は長かった。
入院中の17歳のラブラドールのおばあちゃんが、わんわん吠え出した。何かを感じているのだろうか・・・
そばには歩行器があった。おばあちゃんには後ろ足がなかった。
3月14日午前2時25分。
あっ・・・・!看護師さんがタオルにくるんだ黒いねずみのような子を抱いて、手術室から出てきた。
「息をするのよ、息して......!!]
タオルにくるんだまま何度も振って、羊水を吐き出させる。
「ほら、自分で息して!」
みんなも釘付け。
そして背中をさすってなんとか仮死状態から脱出させようと必死。
シナモンのお腹からでてきた一つ目の小さい命だった。
そしてもう一匹の子も取り出された。
一匹めの子の背中を私がさすり、「がんばれがんばれ、ココちゃん!!」と呼びかける。
そう、もうすでにこの子にはココナツという名前がつけてあった。シナモンのお腹にいるときから呼びかけていた。
「ココナ〜ッツ!!起きて。息をして!」
とそのとき、フニャア・・・とわずかに呼吸をしたような・・・気がした。
いや、気のせいじゃない。ちゃんと生きている!
ただ麻酔の影響で眠っているようなのだ。
何度も何度も背中をさすって、呼吸を助けてあげる。この子は男の子だと判明した。
シナモンの長男・・・・!
もう一人の子は・・・・ココナツに比べて小さい。手も足も発育不全。顔色も悪い。
「くるみちゃん、息をして!」
さっき決めたばかりの名前で呼び続ける。女の子だった。
でもココナツに比べると、さすった手元が震えてしまう。砂糖菓子のように柔らかで崩れそう。
ココはときどき顔を動かしたりしてお腹もかすかにふくらんだりする。一定のリズムで呼吸しているのは間違いなかった。でもくるみちゃんはぐったりしたまま・・・。
シナモンはまだ手術室。麻酔が覚めるのも早く、もう一度麻酔をかけて縫合されているところだった。
くるみちゃん・・・・・!待望の女の子。でも・・・超未熟児。
一度も息をすることなく、お別れをしなくてはならなかった。
ドーナツの箱のような小さな箱がくるみちゃんの棺おけだった。
「ごめんね、助けてあげられなくて・・・」
みんな涙がとまらなかった。
その分ココナツにはがんばって生きてほしい。くるみちゃんのぶんまでがんばれココ!
シナモンが痛々しい姿ででてきた。しばらくケージの中へ。何が起こったのかまったく理解できない様子。
3時45分。ココナツはチイチイと不思議な産声をあげるようになった。
覚醒状態がおちついたシナモンとのご対面。
おっぱい飲んでくれるだろうか・・・・
シナモンは痛がって母性どころじゃない。まったく赤ちゃんに興味を示さない。ココナツは・・・これまた自分からおっぱいを捜し求めていこうとしない。
しかたないので人工的に哺乳。すると小さな乳首をちゅちゅちゅっとすってはコクコク美味しそうに飲んでくれている。
少しづつだが、この世で生きることを決断してくれたよう。
朝の4時半をまわっていた。
「今日はシナモンちゃんもココちゃんもお預かりします」
病院のみなさんが3時間おきにミルクをあげてくださるそう。そしてそのつどシナモンのおっぱいに近づけて、母性の芽生えを待つしかないのだという。
予想だにしない展開。でも一匹でも無事でよかった。そしてシナモン、よくがんばったね。じょじょにでいいからママの自覚を持ってね。
2004年3月14日 ホワイトデー。
体重120グラム。男の子。川島小小夏(ここなつ)が誕生しました。
 



 



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「出産直前!!がんばれシナモン 」

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「ママは祈りこめた 」

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「いよいよ手術 。かかりつけの
先生と看護士さんに全てをたくす 」

2004.3.14  part1
「破水、緊急手術!!」

朝の五時・・・まだ町は眠っている。
今、動物病院から戻ったところです。それもたったひとりで・・・。
この7時間あまりに起きた出来事が、あまりにも大変だったので・・・疲労困憊してるけど、逆に目がさえて眠れるわけない。
シナモンの13日の朝の体温は37,8度。お、少しづつ下がってきてるな、という印象。夕方には37,3度。
出産当日には36度台に下がるというからもう少しかな?
それにしても食欲もモリモリだし、下痢もしないから今日の夜出産はありえないな・・と考え、青木マネージャーにシナモンをまかせ私は中島美嘉ちゃんのコンサートへ。
終わり次第帰宅すると、いつもと変わらぬ元気なシナモンが迎えてくれた。私のいない間はネンネしたり、ベッドを前足でかいたりするいわゆる妊婦犬の巣作り行動が見られたくらいだという。
予定日はすぐだけど、まあ今夜ってことはないね・・・と青木も帰った後二人でいつものかくれんぼをして遊んでいた・・・とそのとき、シナモンがトイレにおしっこをしたかと思いきや、なんとなんと緑色の液体が・・・これって破水??
ブリーダーさんに電話。
「胎盤が剥離したようですね。すぐかかりつけのお医者さんにみてもらってください」とのこと。
獣医さんの携帯にかけるもつながらない。どうしよう・・・
ともかく緊急事態だ!
着の身着のままで、シナモンをバッグに入れてタクシーに乗り込む。
「広尾の動物救急病院へ行ってください」
つくまでの間に何度もかかりつけのドクターに電話。応答なし。
タクシーの降り際で運転手さんが「川島さんですよね??」と興味津々の様子。今は愛想ふりまいてる余裕がないの、ごめんなさい。
13日午後11時15分。どんどんどんどんどん・・・病院のドアをたたく。
事情を説明して速やかにシナモンは検査される。
X線にエコー、採血に心電図、血液科学検査などなど・・・
そして当直のドクターから帰ってきた診断は「速やかに帝王切開しなくてはなりません」
なんでもシナモンの産道が、赤ちゃんの頭のサイズより小さく、難産になるからだそう。シナモンの体のことを考えたら自然分娩は無理だそうなのだ。
「わ・・わかりました。よろしくお願いいたします」
その間、ブリーダーの後藤さんと電話で話す。「かかりつけの獣医さんはどうして連絡とれないんですかね?」それはこっちが聞きたいよ。
そうこうしているうちに緊急手術の見積もりがでできてくる。
全身麻酔に帝王切開、静脈注射に夜間診療費などなど・・・あわせてみると・・・・ええええ??
37万円ちかいお値段。
わが目を疑った。が、背に腹は変えられない。
「じゃあお願いしま・・・・」とそのとき、シナモンかかりつけの病院から電話。深夜にメッセージを聞いて、私のただならぬ声ですべてをさっしてくださったよう、それに緊急用のドクターの携帯をどこでどうしたものか、間違えて登録してあって、そりゃあつながらないわけでござんす。
「まだ間に合いますよ。うちに連れてきてください」
広尾からそこまでは車で30分はかかるだろうか。
ドクター同士の話し合いが電話でなされた。まだ麻酔を打つ前ならいつもの病院に移動したほうがいいのかもしれない。
結局わずかの間に検査していただいたパーフェクトな緊急の応対に6万5800円の診療費をお支払いし、いざ北千束へ出発することに。
社長もかけつけてくれて助かった。
青木はスタイリストの片山さんとこちらに向かっていてあと一分で着くという。ところがところが・・・
広尾の病院、を聞き間違えた彼女は、「ヒロ動物病院」というぜーんぜん違う場所で待っていたのでした!!こんなときにアンタ・・・。
ともかくかかりつけのお医者様がつかまってよかった。
到着14日の0時15分。
「破水してもうずいぶんたってますね。シナモンちゃんが自力で産んでくれるならいいのですが・・・帝王切開しかなさそうですね」
シナモンはプルプルふるえるばかりで力む様子なし。
私たちが見守る中、手術室へ消えた。
「大丈夫、15分で赤ちゃんでてきますよ」
エコーではばっちり元気に心臓が鼓動していた。
15分?ああん、まだ心の準備が・・・
どきどきしながら待っていること30分。
手術室のドアがあいた。
「生まれました??」
首を振るドクター、そして思いがけない言葉が・・・。
この続きはまた次回。
ドクターからは思いがけない言葉が・・・
「おかしいですね、シナモンちゃん、まったく麻酔が効かないんですよ」
そしてその後大変な展開に・・・・・
この続きはまたあとでね。
 



 



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「おなかが重くて・・・ゴロンゴロン 」




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「ここで赤ちゃんを産むのよ 」

2004.3.12

こんにちわ。
わたしたちは、ディップパパとシナモンママのあいだにできたあかちゃんです。まだママのおなかのなかで、いまかいまかとでばんをまっています。
ママのおなかのなかはあったかで、きもちいいよ。でもママがときどきジャンプしたりあばれるからびっくりしちゃいます。
さて、わたしたちがどんないろか、おとこのこかおんなのこか・・・みんなたのしみでしょ?まだヒミツだよ。
あさってあたり、でていこうとおもったけど、もうちょっとママのおなかでゆめみていたいとおもいます。

予定日まであと二日。今朝の体温38度。
出産日には平熱の38度からいっきょに37度以下にさがるので、本日もまだまだ兆候なし。
お腹はパンパンなんだけどなあ・・・赤ちゃんのかたちがわかるくらいふっくらして。
ひょっとしたらホワイトデー出産じゃないかも。でも15日は深夜までめいっぱい撮影はいっるから心配。
獣医さんも緊急時にそなえて、明日からお酒ものまないで待ってくださるそう・・・
やきもきやきもき。
お腹に向かって「いつ出てきてくれるの?」と聞くも応答なし。
出産当日には食欲もなくなり下痢をしたりするそうです。これは、お腹をからっぽにして出産にのぞもうという本能なんですって。
今日も食欲もりもりシナモン、産む気まったくなし。
朝の5時から朝ごはんをねだられ、寝不足のアタシなのです。
 



 





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「シナモンのレントゲン写真
2つの命が・・・ 」



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「やったね!2匹の赤ちゃん
スクスク育ってる! 」




2004.3.7

シナモン3,5キロ!
シナちゃんの四年と4ヶ月の人生で、今一番体重が重い。
お散歩ものそのそと歩みが重いし、しんどそう。
でもねシナちゃん、適度に運動したほうがお産のとき楽なんだってよ。
今日は待望のレントゲン撮影!
お腹の赤ちゃんたちの正確な数や状態がわかる、もうドッキドキの日。
私は青木マネージャー(最近私より彼女にべったりなついている)を連れ立っていつもの病院へ。
「どれどれ楽しみですね」と先生。
体重も増えてるし順調とのこと。レントゲン室から帰ってきたシナモンは「いやん、もーなにすんの」といった面持ちで不安そう。
「結果は3分お待ちください、その前にエコーをみてみましょう」
ふたたびシナモンは診察台へ。お腹にゼリーがぬられる。
モニターにぼんやり映し出されたお腹の様子。
すると・・・・・
バクバクバクバクバクバクバクバク・・・・・
小さな黒い影がすごい速さでビートうってる・・・
「これが心臓、大丈夫ですね」と先生。
思わず目頭が熱くなる。
「そしてもう一匹、いたいた・・・」
同じように小さなハートが元気よく鼓動している!!!
こんなにはっきり見えると、本当に生きてるんだ、お腹の中で小さな命が・・・と実感。そしてレントゲン写真が一枚、二枚と出来上がってきた。
おお、なんとビューティフル!
アートのようなきれいな写真。頚椎がつるやかにカーブして、腸や肋骨、張ったおっぱいまでうつしだされている。
その中にちいさなまあるい頭と、小魚の骨のような細い細い背骨が・・・・それらが二匹分、はっきり見える。 
「二匹いますね。元気に育っています」
わ〜いわ〜い!!
前回はひょっとして三匹、という検査結果だったけど、確実にいるのは二匹。でも嬉しい。シナちゃんはおちびだから負担がないよう二匹でも十分。
男の子、女の子?どんな色?
それは生まれてからのお楽しみ。
お腹まわりの毛もきれいにカット、おっぱい6個が可愛くにょきにょき芽をだしたって感じ。
いよいよだねえ、シナモン!
食欲もりもりで、「妊娠したらこんなにグルメな生活送れるのね、いつでも赤ちゃんつくるよ」てな様子。
シナモンのだんな様、ディップくんのパパは今、娘さんとイギリスにいかれています。
娘さんがハンドラー大会で優勝したごほうび旅行だそう。
この喜び、早く伝えたいなあ。
予定日まであと一週間となりました。
 



 





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「シナモンの名前もバッチリ」



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「好本恵アナ・獣医井本先生と・・・」




2004.3.1

は〜いシナモンです。
さいきんなんだかだるくて・・・からだもおもいの。
いつもぴょんってのぼれるばしょも、なんどかしっぱいするの。
なんだかふとっちゃったのかなあ、あたし。
ママにかわるね。

今朝の体重3,3キロ!
ふだんより400グラム増の妊婦シナモン。
桃のつぼみがじょじょに固く大きくふくらむように、おっぱいも大きくなってきました。
わんちゃんのおっぱいは10個。
したがって生まれてくる赤ちゃんの上限も十匹だそう。
とうとう、水天宮に安産祈願しちゃいました。
ご祈祷された腹帯のきれっぱしをもらい、いつものクッションに縫い付けました。なんだか自分も生むような気分。
先日NHK-BSのペット相談という番組に出演させていただき、日替わりで獣医さんやペットの法律の先生がいろいろ教えてくださり、この時期とってもありがたかったです。
が、かかりつけの獣医さんとちょっと違うことを言われたりして迷ってしまうことも生まれました。
たとえば栄養・・・マニュアルや番組の先生方のご意見は「栄養価の高いものを妊娠したら食べさせなければなりません」とのことですが、シナモンをずっとみてくださっている先生は「母体で赤ちゃんが育ちすぎると難産の危険あり、生まれてくるまではとくにたくさん食べさせないほうがいい」とのこと。さあ、どっち?
この異常食欲は、赤ちゃんのために栄養をとろうとしている本能なんだろうか・・今月からいつものフードに、妊娠犬用のフードを混ぜ、ささみ肉だけじゃなく少しレバーなども加えることにしました。
私は最悪のケースを考えて、帝王切開や難産を想定しているけれど、先生方は「この子は活発だしきっと大丈夫。母性もすぐうまれてちゃんと子育てするタイプですよ」ですって!
ほんとかな、だったら嬉しいんだけど。
毎日シナモンのお腹に語りかけています。
名前もいくつか決めてあるので、シナモンもなんとなくわかっている様
子。
予定日まであと二週間・・もうすぐレントゲンで胎児の様子が見られます。たのしみたのしみ・・・。
犬の先祖であるオオカミの出産は年一回のみ。
冬に妊娠して、えさがたくさん増えてくる春に生んでたそうです。
シナモンもまさにそうじゃん!君はオオカミか?
番組の中で以前から気になっていた質問をぶつけてみました。
「万が一、シナモンが誘拐でもされたら日本の警察は対処してくれるのですか?」と。
そしたらなんと!
法律では動物は「物」なんですと!だから誘拐罪ではなく、盗難として追求することになる。もし身代金など要求されたらその時点で恐喝罪だそう。
そんなことより、命ある家族の一員が、日本の法律上は物扱いってのが気に入らない。
みなさんどう思います?
動物虐待への罪も軽すぎるでしょう。
でもドイツではちゃんと家族同様にあつかう法律が成立してるそうです。
日本も見習ってほしいものです。
 



 





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「妊婦シナモン ふっくらもったり」



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「ママと一緒に一足早い桃の節句」




2004.2.22

シナモンのウエストが消えた・・・・
きゅっとくびれていたシナちゃんの腰だけれど、ふっくらもったり。
なにが入っているの?てなくらい膨れてきた。
もはや妊娠40日の立派な妊婦さん。
おっぱいも日に日に硬くふくらみを増していく。
いよいよなんだなあ。
悪阻もなくなって食欲もりもり。
胃袋が満たされると、発情期のときみたいにマウンティングをしたがり、足だしてだして攻撃が始まる。
お腹の子達に悪いからだめよ・・・させないでいると、イライラした様子。ソファをのぼったりおりたり落ち着きがない。

先日お仕事で山梨の勝沼ぶどう郷に行ってきました。
まだシナモンが二歳の時分に訪れた土地です。
あのころは収穫前の葡萄畑をうさぎさんみたいにぴょんぴょん走り回って、落ちてる葡萄の実を食べちゃったりしていたシナモン。
今回も妊婦とは思えないはしゃぎぶり。
ワイン好きのシナモンの血が騒いでるのだろうか。
そして帰り際たちよった葡萄畑で、そわそわしだしたので「しなちゃん、おしっこ?」と聞いたら「そうよ」といわんばかりに大きな大きなウンウンを道の真中にしたのです。
「葡萄畑にとっていい肥やしですからそのまんんま捨ててください」というワイナリーのオーナーさんのお言葉に甘えることにしました。
かくして、ニンプ・シナモンのウンウンが美味しい勝沼のワイン造りにほんの少しお役にたつことに・・・??

ショコランというダックスのお友達がいます。
私のマネージャーを三年勤めて、おととしコトブキ退社したひいちゃんちのブラックタンです。
この娘は私がひいちゃんのお誕生日にプレゼントしたワンコ。
ちょうど私がシナモンを飼い始めてすぐのことでした。
成長は著しく、もともとパパのサイズが大きかったこともあり、半年も経たないうちにチビのシナモンを上回る体になりました。
そのショコランが・・・・なんとなんとご懐妊!!
4〜5匹もお腹にいるそうです。予定日はシナモンといっしょくらいだそう。
やったね!
ひいちゃんも何度も掛け合わせては失敗して今までできなかったから、喜びもひとしおでしょう。
お相手の男の子は、だんなさまの実家のフィリオくん。
この子がまたでかいんだ・・・巨体ダックス。シナモンはくらべると別の生き物みたい。やっぱりしなちゃんにはディップくんのような小柄な男の子で良かった・・・どうかショコラン、シナモンともに安産でありますように。
ひ^ひーフ〜 ひ^ひーフ〜(シナモンママによるラマーズ法!!)
 
 

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